*NKCP研究会は血栓を予防し血液をサラサラにするNKCPの研究会です。
NKCPは3つの働きが期待されます。血栓を溶かす働き、血栓ができにくくなる働き、血液の粘度を下げる働きです。特に、NKCPの特徴である血液粘度を下げる働きは、血の巡りの改善を助けます。これは、栄養や酸素を全身に運ぶ血液の流れをサポートすることに繋がり、それによって養われる脳や心臓をはじめとする内臓全般の働きを助けることに繋がります。
ラットのエサにNKCPを添加して14週間経口摂取させた後の血栓溶解作用を実験的動脈血栓モデルで検討しました。図には血管内の血栓の様子が示されています(Fig1)。
人工血栓作成時から経時的に血栓の大きさを測定して血栓溶解作用の評価を行なったところ、NKCP経口投与群は、非投与群と比較し、明らかに血管内の血栓溶解を促進しました(Fig2)。
血栓は脳梗塞や心筋梗塞などの原因になります。その血栓を溶かす働きが期待されるNKCPを継続的に摂取することは血栓による疾患・病気のセルフケアをサポートするのに役立ちます。
ラットの動脈に人工的に血栓を誘発しました。NKCPを投与後に採血し、血液凝固の指標(APTTおよびPT)を測定しました。その結果、NKCP群ではコントロール群に対して有意に血液凝固時間が遅延していることが分かりました(図)。NKCPは血栓形成を抑制する作用をもつことが明らかになりました。
そもそも血栓が作られなければ脳梗塞や心筋梗塞などの病気は起こり得ません。したがって、NKCPの継続的な摂取によって、血栓が作られにくくなる環境をサポートしていくことがとても大切です。
健常成人8名の被験者に、NKCPを単回摂取(1,250mg)してもらい、摂取前から240分後まで何度か採血し血液粘度を調べました。
NKCP群では、摂取105分後及び180分後に摂取前に比べて有意に血液粘度の低下が認められました。また、プラセボ群との比較においても、180分後に有意な血液粘度の低下が認められました。
血液粘度が高い状態だと栄養や酸素を運ぶ血液の巡りが滞りやすくなってしまい、脳や心臓など様々な内臓の働きに悪影響を与えかねません。血液粘度の低下をサポートするNKCPを継続的に摂取すると、血液の巡りが良くなり、脳や心臓など様々な内臓の働きを助けることに繋がるでしょう。